年々売上増のジェラート製造会社を経営 |
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古田 芳章さん(英語学科/平成4年卒) |
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大学を卒業して、地元に戻り(和歌山)家業の青果物卸売、小売業を継ぐために、大阪中央卸売市場の仲卸に就職し、一年ほど果物の修行をしていたのですが、「外の釜の飯を食うたらもうそれでええねん!」という祖父のワンマンな要求により、家に帰されることなりました。 『石の上にも三年』という言葉がある様に、私も三年は市場に、いなきゃいけないなと決心していた私は何か肩くらしをくらったような気分でした。家に帰って、両親の望むような仕事を一生懸命していたのですが、このまま同じことをやっていても先細りしていくと感じていたので、何か両親のやってきたことに自分なりの何かをプラスアルファーしていかないと継続できないと思い、たまたま出会った果物関係の人が、果物を使ったジェラートの製造販売の会社を立ち上げると聴き、共同出資者として、8名の中に入りました。 初めは何もわからず、営業に行ったこともなく、先輩に教えてもらいながら、気がつけば、会社でNO.2の営業マンになっていました。私は自分で言うのも何ですが、非常に口べたです。NO.1の営業マンが非常にやり手だったので、いい時は、日経新聞に取り上げられ、それを見たマスコミが次々に取材にきました。有名な某テレビ番組にも紹介され、その直後は注文が殺到し、商品が発送できるのが2ヶ月後という異常なな状況になりました。これを聞きつけた関西の有名百貨店からは、次々に出店以来がきました。でもそんなことは長くは続かず、翌年は全く注文がきませんでした。まわりのメンバーのモチベーションも下がり、だんだんとメンバーの関係がぎくしゃくし始め、最終的に4年目に、解散となりました。その後私がジェラート製造の会社を和歌山で立ち上げ、元のメンバーの4社が販売会社という、製造と販売を2つに分けました。前の会社のお客さんを引き継いだので、多少は全く0からやるより楽かなあと思っていたのですが、更なる試練が襲いかかりました。取込み詐欺、知人のカード地獄、取引先の倒産、突然の従業員の退職。私の髪の毛は、白髪が増え、てっぺんは禿げてきました。それでも支えてくれる家族と仲間がいました。首の皮一枚で何とかくぐり抜け、今は毎年120%アップで売上を伸ばしています。 いろんなことを経験したので、もう何か起こってもあまり動じません。今年の5月には念願の新工場を作りました。来年は若い生産者を育てるために農業生産法人を立ち上げる予定です。更なるステップアップを目指します。 |
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会報Vol.26(2010年8月) |