地元・姫路信用金庫で卒業生初の支店長に |
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合田 大道さん(法律学科/平成5年卒) |
私が姫路獨協大学法学部を卒業したのは平成5年3月です。その当時はバブルが弾けた直後で、中小企業に就職活動していた私を含めて学生たちはそれほど厳しい就職戦線では無く、平成5年度に姫路信用金庫に入庫した新人は101人で、その中には姫路獨協大学卒業生が13名でした。 私は入庫後、加古川支店に配属されました。金融業務について全く知識がなかったのでとりあえず「元気だけは誰にも負けない」と上司、先輩、お客様に大きな声で挨拶すること、大きな声で話すことを心掛けました。声が小さいと相手に伝わらない、自信が無いように伝わるなど悪循環になるからです。朝は誰よりも早く出勤し、店周りの掃除、業務の用意、日中は業務を覚えることに四苦八苦し、店を閉めて夜遅く帰る日々が続きました。 今思い出すと加古川支店に配属されていた約5年間は必死に業務に没頭し、仕事を覚えられた時期だと思います。その後、赤穂支店、中央市場支店、再度加古川支店、駅前支店、明石支店を経て現在は支店長として相生支店に勤務しております。私は金融機関の仕事はサービス業で地域のお客様に満足してもらい、『ひめしん』の愛称で可愛がってもらう、地域密着が大切だと考えます。姫路信用金庫は今年100周年を迎えました。100周年を迎えられる企業は多くないと思います。その一員として誇りを持って地域社会に貢献し、日々努力をしていきたいと考えております。 |
会報Vol.26(2010年8月) |