兵庫信用金庫に2人の支店長が誕生 |
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兵庫信用金庫 東灘支店 支店長 小西 史訓さん(経済情報学部/平成6年卒) |
平成6年4月、兵庫信用金庫に入庫し、赤穂支店に配属されました。金融業務については全く知識がなく、毎日が不安でいっぱいでした。朝早くに出勤し、店舗内外の清掃から始まり、業務の準備をし、日中は先輩方に教えてもらいながら業務に取り組んでまいりました。 入庫してから一番の思い出は、新規訪問をして初めて定期預金を獲得できたことです。何軒も訪問し断られ、訪問することに臆病になりながら、それでも訪問を重ね、獲得できた時の喜びと感謝の気持ちは今でも忘れられません。その後、広畑支店、飾磨支店、法人担当部、再度広畑支店、本店業務部、甲子園支店、白浜支店を経て、現在の東灘支店に支店長として勤務しております。 金融機関の仕事は預金の受入れや資金移動、融資、ローンを行うことが主な業務です。その扱う金融商品は形のないものばかりです。形のないものを提案するためには自分の提案力や誠意が何より重要であり、磨くべきものが自分自身にあると考えます。いろいろな人や企業に関わることができ、金融知識や資格などを身につけることで自己成長を果たせ、人間力で勝負ができる、やりがいのある仕事であると思います。 信用金庫は相互扶助の精神により、人と人、人と地域が支えあうことで成り立っている事業であります。これからも、お客様への感謝の気持ちを忘れず、金融業務を通して地域社会の発展に貢献できるよう、日々努力をしていきたいと考えています。 |
会報Vol.29(2012年4月) |