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私は本当に良い先生なれるのか?
ジュリザさん
 ジュリザ・ジャアファルさん(外国語学部/平成25年卒)

 世界中、どこでも、誰でも、どんな宗教を信じていても、教師は良い仕事だと思われています。皆さんは、どう思いますか? 私は、良い仕事だと思います。それは、私も教師だからです。でも、本当に、教師は良い仕事で、辛くはないのでしょうか?

 私が働いている学校は、「SEKOLAH MENENGAH SAINS BAGAN DATOH」という全寮制の寄宿学校です。日本でも、全寮制の寄宿学校はあると思います。

 私の田舎から、学校までは、約110㎞で、3時間ぐらいかかります。

 教師は、簡単な仕事ではありません!

 毎朝、4時半ぐらいに起きて、一日の生活が始まります。シャワーを浴びてから、まず、最初の礼拝である「ファッジャル・サラート」を行ないます。私は、学内に住んでいるので、通勤時間は、2分です。学校のカフェテリアで、朝食を食べています。

 勉強は、7時半から14時35分までですが、私の仕事は、まだまだ、終わりません。礼拝の後も、クラスの仕事は続きます。それから、時々、掃除もします。また、私は、陸上競技の担当なので、スポーツトレーニングのために、いつも、学校のフィールドにいます。そして、礼拝のために、帰宅して、いつも、22時頃に寝ます。

 毎日、同じように繰り返すのですが、水曜日と金曜日は、少し違います。

 水曜日は、課外活動があります。私は、国際言語課外活動の担当者なので、活動の準備をしなければなりません。活動は、日本語以外に、ドイツ語・英語に、アラビア語もあるので、色んな言語が話せるのです。

 金曜日は、12時半に、学校が終わります。金曜日は、毎週、イスラム教の男性は、必ずモスクへ行き、礼拝をしなければなりません。だから、金曜日は、早く学校が終わります。私は、毎週金曜日、田舎へ戻ります。

 母国に戻って、日本語教師になって、約1年です。学校では、色々な生徒の課外活動のサポートもしています。例えば、ホッケー大会やダンス大会、ネットボール大会などがあります。色々な活動があるのですが、一番楽しい活動は、もちろん、キャンプです。今まで、5~6回、キャンプがありました。

 教師としての仕事は、教えるだけではありません。生徒がスポーツ大会へ参加する場合は、教師がコーチとなります。また、生徒が喧嘩をした場合は、裁判官にもなります。そして、ケガをすれば、医師にもなるのです。それから、悲しい失敗があったり、涙が出るような出来事があったりすれば、教師は、父となり母となるのです。

 教師という仕事は、本当に、挑戦的な仕事かもしれません。しかし、どんなに挑戦的な仕事であっても、私は教師という仕事が、大好きです。どんなに、辛くて大変な仕事であったとしても、私は、本当に、良い教師になりたいです。
 会報Vol.31(2014年8月)